2023年ヨーロッパ旅の旅行記です。
ランチ替わりのワッフルを食べた後、ブリュッセルの町での観光をスタートさせます。
今回のマップ
ブリュッセル
楽器博物館
まずはブリュッセルにある楽器博物館へ向かいます。
徒歩でとことこ、素敵な庭園を突っ切っていきます。
この坂を上って左手に見えるのが...、
こちら!楽器博物館です!!
アール・ヌーヴォー建築の建物。施された装飾が建物の美しさを一層引き立てます。
早速入館👟
入ってすぐのところでチケットを購入。
ネット予約もできますが、当日購入でもかなり余裕で入れます。(平日だから??)
こちらが博物館のチケット。券面には既に楽器の写真が...。
「リュックはロッカーに預けてね!」とのことで、荷物を預けて中へ入ります。
受付ではオーディオガイドを借りることができます。残念ながら日本語オーディオは無いのですが、それでも何かしらの言語で受け取っておくべき。
その理由はこちら☟
なんと、展示してある楽器の演奏をオーディオで再生してくれるんです!
なんて素敵なこと!!これが有るのと無いのとでは、博物館での体験がまるっきり変わります。「この楽器、どんな音がするんだろう??」「この見た目でこんな音なの!?」みたい経験ができ、本当に面白いです。これは絶対に借りるべきだ...!
さて、オーディオガイドレビューはここまでにして、中に入るとさっそく...
素敵な装飾の施されたエレベーターがお出迎え。
植物の造形と曲線美を活かした作り、いいですなぁ。
館内にはところ狭しとたくさんの楽器が展示されています。
宮廷音楽を再現。
楽器は貴族の嗜みだった時代もあったのでしょう。見慣れない楽器もちらほら。
白鍵と黒鍵が逆になっている鍵盤。
こういうのを間近で見れるのも博物館ならでは。
The サックス解体ショー!!
どこにどの部品を取り付ければ完成するのでしょう??
色んな国の伝統的な楽器も置かれています。
こちらはバグパイプ。イギリスの楽器です。
実物意外と大きいな??
日本からも伝統楽器が。
箏や三味線、篠笛など和楽器が提示されています。オーディオ音源もしっかり和な演奏。
こちらは世界史の教科書でもお馴染み(?)のアウロス。古代ギリシャの楽器です。
実物見るのは初めてかも...?
また、見た目が奇抜な楽器も...。
こちらはブリキでできた楽器。
鍵盤のようなものが見えるので鍵盤楽器の一種でしょうか?
これは本当に楽器なのか...?
音を聴いてみると「カタカタカタン」と鳴らしている音が聴こえます。もしかすると獅子舞みたいな使い方をするのかもしれない...。(むしろ獅子舞が楽器になる、と気付いた時に感動した)
これは...鍵盤楽器のような、でもマウスピースがあるから管楽器のような...。
鍵盤ハーモニカに見えなくもないです。が、マウスピースが2つ...。なんだこれ??
同じ建物の上階にはお土産屋さんも完備。
こんな感じでブリュッセルの町を眺めることもできます。
今回の旅で2件目の楽器博物館。ウィーンの古楽器博物館とはまた違った趣向の博物館です。何かしら楽器経験のある方は絶対に楽しめます。もちろんそうでない人も。ブリュッセルおすすめの観光地になりました。
ブリュッセル王宮
楽器博物館を後にし、次はブリュッセル王宮へ向かいます。
楽器博物館のすぐ近くにある王立広場。
王立広場の横をススイ~っと抜けていきます。
ここらへん白い建物多いな...?
また馬に乗ったおじさんだ!
この町なんか馬に乗ったおじさん像多くね??至る所にある気がするんですが...。
交通系ICを買ってなかったので、メトロの駅近くを通ったタイミングで購入。
MOBIB basicと言うそうです。見た目クレジットカードみたいね?
王宮の周りをぐるっと一周してブリュッセル王宮の正面に到着。
中に入れるわけでもなく、特に何かあるというわけでもないですが、寄ってみたかったところ。ちょうど建物は工事中のようです。
ちょっと日本の国会議事堂前の通りに雰囲気が似てるかな...?
オルタ美術館
次はオルタ美術館へ向かいます。
この美術館はベルギー出身のアール・ヌーヴォー建築家、ヴィクトル・オルタの手がけた建物であり、もともとはオルタ自身が暮らしていた建物でもあります。
美術館は少し離れたところにあるので、トラムを使います。
王宮の近くにあったパレス(Paleizen)駅から乗車。
美術館最寄りのジェンソン(Janson)駅までは10分ほどで到着。
綺麗な建物多いけどなんかごちゃごちゃっと車が一気に増えたぞ。
駅からちょっと歩くとオルタ美術館に到着。でも美術館前には人だかりが...。
近付いてみると、どうやら窓にQRコードが貼られており、そこから入館のための予約チケットが買えるようです。私もチケット未入手だったのでコードを読み取り、購入。
最速で1時間後に入館できるチケットを購入できたので、その時間まで、同じくオルタの建築したタッセル邸へ行ってみます。
タッセル邸
タッセル邸はオルタ美術館の近くにあります。
ここら辺ほとんどアール・ヌーヴォー建築なんだろうなぁ。
レンガ作りもあれば白塗りの建物もあり。いい町歩きだ...。
徒歩とトラムを使い、10分ほどでタッセル邸に到着。
ぱっと見、他の建物と区別がつきにくいですが、看板のある建物がタッセル邸です。
中に入れませんが、代わりに建物の自己紹介が書いてあります。(言語の豊富な看板だ...)
いくつかぶらぶらっと町歩きをした後、オルタ美術館へ戻ります。
オルタ美術館、再チャレンジ
ただいま!オルタ美術館!!
入り口には案内のおじさんがいますが、なんだか厳格そうです。予約してないお客さんを見事に弾き返しています。が、入館に関する説明を始めるといい感じに砕けた雰囲気に。
「荷物はロッカーに預けてね~。前にTikTok撮影してた人がいたからね。写真撮影は禁止だよ。」だそう。それはTikTok撮ってた人が100%いけないわ。
ということで館内写真は無いのですが...。中はこじんまりとしており、オルタの作成したおしゃれなインテリアが飾られてあります。
1Fにはお土産屋さんもあります。私もいくつかお土産を購入したのですが...、お会計の時にレジのおばあちゃんがお茶を思いっきりこぼしてしまい大変なことに......。ううぅ、なんかごめんなさい。
美術館近くの路上には世界遺産だよ、との埋め込みがあります。
世界遺産にお茶こぼしちまったのか...。変な思い出が残るぜ...。
オルタの建築を存分に楽しんだ後、ブリュッセル中心部に戻ります。
ヨーロッパ旅2023~5日目(9/19)~ ブリュッセルpart3へ続く。
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