2023年ヨーロッパ旅の旅行記です。
3時間超えの列車遅延を乗り越え、ルクセンブルクに向かいます。
今回のマップ
ルクセンブルクまでの陸路
ルクセンブルクまでの車窓
コルマールを離れて30分、昨日訪れたストラスブールにいったん停車。
ストラスブールから北西に30分、何やら牧場みたいなものが見えてきました。
あっ!牛さんたくさん!!
フランスとルクセンブルクの国境近く。
遠くには原子力発電所のようなものが見えます。
この森を越えるとルクセンブルクに入るっぽい。
ルクセンブルクに入っ...た......?入った!!
景色はフランスとそんなに変わらないです。ちょっと山っぽい感じになったかな?
そういえばTGV内ではフリーWi-Fiが繋げるのですが...、ネットワーク速度はそんなに早くないです。(安全性も考えると...ね)
フランスとの国境を越えて10分ほど、ルクセンブルクの町が見えてきました。
ルクセンブルク
ルクセンブルク駅到着
17時17分、ルクセンブルク駅に到着。
予定より3時間遅れての到着です。
駅の天井画には地図のような、星座のような、素敵な装飾が施されています。
駅前はかなり賑やかな雰囲気です。
スイスみたいに内陸で静かな町かと思いきや、町のどこからか低音ゴリゴリに利かせたクラブミュージックが聞こえてきます。町行く若者も落ち着いた雰囲気、というよりも少しやんちゃしたいような感じの人とすれ違うことが多いでしょうか?田舎の町でやんちゃな若者たちが遊んでいる、というようなイメージが近いかもしれません。フランスから少し離れて生活みたい人が集まっている町なのかも。
駅舎はとても立派な造り。
この町の入り口にもなりますからねぇ。
本日のお宿
ルクセンブルクでの1泊、ホテルは駅のすぐ近くで取っています。
駅の目の前の通りを2~3分歩くと、
見えてきました。本日のホテル、ヤシャホテルです。
笑顔が素敵なおばあちゃんにチェックインを済ませてもらい、お部屋へと向かいます。
エレベーターはメチャセマサイズです。大人2人が一緒に乗れたらいい方かも...?
お部屋到着!
実際の室内は写真で写ってるよりもうちょっと暗いです。
チェックアウト時間のお知らせには様々な言語が。
上から英語、フランス語、......ドイツ語?、スペイン語でしょうか。
色々な国に囲まれているだけあって、言語表記の種類も豊富です。
市内観光
部屋にささっと荷物を置き、時刻は17時半。
多くの観光スポットはもう閉まってしまう時間ですが、せっかく来たルクセンブルク。1日の残された時間で行けそうなところに行ってみます。
ルクセンブルク駅まで戻り、トラムに乗って旧市街方面へ。
滞在中、ルクセンブルクでは選挙が行われていたのでしょうか?至る所にポスターが貼られています。
ちなみにトラムを含め、ルクセンブルク内の公共交通機関は全て無料で乗り放題になっています。なんて太っ腹な国なんだ!
ルクセンブルク駅から5分ほどでハミリウス(Hamilius)駅に到着。
まだギリギリ開いてるノートルダム大聖堂に急いで向かいます。
大聖堂の閉まる時間は18時、残り時間はあと10分。
せっかく来たんだから間に合ってくれ...!
教会っぽいところまで来たけどこちらはサン・ミッシェル教会。ノートルダム大聖堂とは別の教会です。ってかこの町なんだか坂が多いな...。
なんか雰囲気ある石造りの通路にたどり着いたけど...ここじゃない!
ノートルダム大聖堂見つからず、グルントが眺められるところまでたどり着いちゃった...。めっちゃ景色キレイだ...。
ここで18時になり、ノートルダム大聖堂が閉まる時間。結局、大聖堂が見つからないまま断念です。また来たらいいんだ...。(ルクセンブルクなんてなかなか来ないんじゃ...?)
グルント
このままグルントまで下りてみます。
とりあえずこの広場みたいなところまで行ったろ。
グルントまで下りる道を探している途中、謎のおじさんの絵が...。
どうやら観光スポットの一つ、ボックの砲台*1の入り口のようです。
緑に囲まれた小道を下りていきます。
グルントの崖、近くで見るとすごい。こんなまっすぐきれいな崖ができるんだ。
下から崖を見上げると...、意外と高い壁なんだな...。
さっきまで迷いながら歩いていた道が奥の方に見えます。
広場までたどり着きました。ノイミュンスター修道院という建物だそう。
崖の上部には穴がぽこぽこ開いています。
あれがボックの砲台になるのでしょうか?あそこからの景色良さそう...。
グルントの町を散策。
白い町並みと黒い屋根。ゆっくりぶらぶら歩くのにちょうどいい景色。
道端の信号機。なんだかかわいい見た目してるな。
川と町並み。
このアルゼット川に囲まれた低地の地区が「グルント」と呼ばれています。この崖の高さ分、川が削ったのかな...?
グルントをぶらっと回り終え、上の町に戻ります。(坂道ィ...)
ルクセンブルク大公宮
上の町に戻ってきました。
眺めていると改めてグルントの町の美しさを感じます。
ルクセンブルクの路地を歩いていると、カラフルな提灯みたいなものが吊られているのをよく見かけます。
何かお祝い事の最中なんでしょうか?それとも常に飾られているのかな??
歩いていると立派な建物が見えてきました。こちらがルクセンブルク大公宮です。
ルクセンブルクは世界で唯一の大公国*2であり、国家元首であるルクセンブルク大公はこの大公宮で普段の執務を執り行っています。
予定より3時間遅れで入ったルクセンブルク、結構時間が限られてバタバタだ💦
この町での観光の様子は次回に続きます。
ヨーロッパ旅2023~4日目(9/18)~ ルクセンブルクpart2へ続く。
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*1:ボックの砲台はルクセンブルクの崖の中に作られている要塞です。訪問時はメンテナンス期間か何かで入ることができませんでした。
*2:正式名称:ルクセンブルク大公国。大公国についての説明は...、wikipediaさんにお任せします......。→大公国 - Wikipedia