ゆりの旅

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ヨーロッパ旅2023~3日目(9/17)~ ストラスブールpart2

2023年ヨーロッパ旅の旅行記です。
今回はストラスブールの町(とドイツ)を散策します。

今回のマップ

ストラスブール

ドイツへ行こう

フランス東部にある町・ストラスブール。ここはアルザス地方と呼ばれ、ドイツと隣り合わせの地。かつてはドイツ領となっていた時代があったほどのエリアです。
そんな場所を訪問地として決めた時に思ったこと。それは、
歩いて国境越えてみたくね??
島国・日本で生活しているとなかなか経験できないことです。いつかやってみたかったんだよなぁ、徒歩での国境越え。
ということで今からドイツへ向かいます🇩🇪

まずドイツ国境付近までトラムに乗り、そこから歩いてケールというドイツの町まで歩いていきます。

トラムに乗るために券売機でチケット*1を買います。
画面タッチしても何も反応しないと思ったら右下にある丸いのをくるくる回して操作するっぽい。初見だと分からなすぎた...。

チケットは2回券を購入。ドイツの往復しか使わないしねぇ、たぶん。

ドイツ国境付近の駅、ポール・デュ・ラン(Port du Rhin)駅には今いる中央駅(Gare Centrale)からトラムD線に乗ると行けそうです。
さっそく駅のある方へ向かいますが、地図で中央駅があるあたりをいくら探してもC線のホームがあるだけで、D線のホームがなかなか見つかりません。
途中、駅正面広場にガラス張りの建造物を見つけ、「もしや?」と思い近づいてみると、、、

あった!これだあ!!
中央駅のトラムA線D線ホームはどうやら地下にあるようです。トラム駅が地下にあるの初めて見たな、これは分かりにくいぜ。

地下にあるのにめちゃくちゃ明るい!地下なのに自然光が入ってくる作りおしゃれ。

行き先表示を見ていると1つのホームに2つの路線が入り込んでいるようです。
ホームの脇にチケットの読み取り機があるので、トラムを待つ間にかざしておきます。

トラムきました~!
車両正面にはフランス・ドイツ両国の国旗がペイントされています。
さすが国境の町、フランスにいてもドイツの色合いが強いな、と思っていたらなんとトラムから降りてきたのはドイツ陸軍の服を着た男性。「ドイツの色合い」っていうかもうここは「ドイツ」なのかもしれない...。

国境へ

20分ほどでポール・デュ・ラン駅に到着。
途中、トラムに乗客と一緒に大型犬が乗ってきて驚きました。(しかも用を足してたし、犬がね)

ここからてくてく歩きます。

広くてのどかでいいところだなぁ、ピクニックとかしてくつろぎたい。

この橋を越えたらドイツだ!
ちなみに下を流れているのは国際河川として有名なあのライン川です。

よいしょッ、渡るぞ。自転車も渡れるのか。

ライン川広いなぁ、いつかあのクルーズボートにも乗ってみたい。

橋の真ん中に到達。
おそらくここが国境線の上なのですが、「ここからドイツだよ!」みたいな表示は見当たりません。とりあえず渡り切ろう。

渡り切った先には、

ドイツ語だぁ!!!
これで間違いなくドイツ側に来ているでしょう!
国を越えた感じが無く隣の国へ行けるのは、さすがEUといった感じでしょうか。少し味気ない感じもしますが...。

ケール

歩く歩く歩く

ドイツ側の入り口の町・ケール。
本当にドイツなのかまだ疑心暗鬼ですが、近くの幹線道路まで出ると、

Bundesrepublik Deutschland(ドイツ連邦共和国)の標識。これはもうドイツだねぇ。

田舎のちょっと栄えているところ、といった感じの町の雰囲気。
この幹線道路沿いを歩いていると意外にも飲食店が多く目に入ってきます。

おっ、本場のメルセデス・ベンツ。
もちろんですが、行き交う車のメーカーは日本で見るものと全然違います。たま~にトヨタ車を見かけるくらい。ゴミ収集車も当たり前のようにメルセデス車だったのは驚き。

また少し歩くと、

教会のある広場にたどり着きました。
広場には飲食店もあるのでランチにします。

本日のランチ

テラス席にスタンバイ!

お、メニューにフラムクーヘン*2がたくさん。本場のフラムクーヘン頂きたいな。

ということで、フラムクーヘン・シュヴァルツヴァルト(とアップルジュース)を注文。
カリッカリの生地とベーコン、スモークな香りも堪らんねえ。本場の雰囲気と相まってめちゃくちゃ美味しい。

フランスへ

ランチも済ませ、再びフランスへ戻ります。
ストラスブールのトラムはケールの町にも入ってきているので乗って戻ります。

ケール・バンノフ(Kehl Bahnhof)駅から帰るぞ~
12時半前に入ったドイツを出たのは14時ごろ。ドイツで過ごした時間およそ1時間30分!
非常に短い!ドイツありがとうございました!

ストラスブール

ノートルダム大聖堂(ストラスブール)

フランス・ストラスブールに戻り、次は町の中心にある聖堂、ノートルダム大聖堂へと向かいます。
ちなみにこのノートルダム大聖堂、パリにあるものが有名かと思いますが、同じ名前の聖堂(教会)がヨーロッパ各地に存在しています。日本の八幡宮みたいなものでしょうか?

ケールからトラムに乗ってラングストロース・グラン・ル(Langstross Grand'Rue)駅で下車。聖堂まで徒歩で移動。

聖堂の尖塔が見えます。モクテキチ、メチャクチャ、ワカリヤスイ。

途中にメリーゴーランド発見。なんでこんな町中にメリーゴーランドが??

紙芝居か何かでしょうか?おじさんが歌っています。
フランス語分かれば何してたか分かったのかなぁ...。ムッシュの奏でる素敵な歌声です。

着いた!ノートルダム大聖堂

周りの建物もなんだか素敵!

入り口並んでいますが、手荷物チェックを受けて5分くらいで入れました。

いざ、聖堂内に!中ではお静かに、とのことです。

天井まで高い!

ステンドグラスがきれいで素敵。

ノートルダム大聖堂で有名な天文時計。

天文時計の下側にある造形物。
彫刻や機械仕掛けの作りが細かくてずっと見ていても飽きません。

他にも聖堂内にはキリスト教に関する造形物やステンドグラスがたくさんあります。

このキリストの一生を追っている作品とかかなり好き。

聖堂内を一通り見て回ったのでここを後にします。

正面からもすごかったけど横からどっしりした姿を見るのも素敵。

 

ストラスブール観光はまだまだ続きます。

ヨーロッパ旅2023~3日目(9/17)~ ストラスブールpart3へ続く。

yuliyhibi.hatenablog.com

↓↓↓ヨーロッパ旅2023旅行記まとめはこちら↓↓↓

yuliyhibi.hatenablog.com

*1:ストラスブール交通局(CTS)のチケットを買うとストラスブールのトラムの他、バスに乗ることもできます。

*2:アルザス地方のかなり生地の薄いピザのような食べ物。